コンサルタント分析

コンサルとしてのリスクヘッジ法と、持っておきたい資質

コンサルタントとしてリスクヘッジは重要

問題に対して解決の方法があるときに、コンサルタントが「これをやったほうがいいですよ」と言うのと「こういう方法もあるんですがいかがですか」と言うのでは結構違ってきます。「これをやったほうがいいですよ」と言うと、コンサルタントの責任にもなってきてしまうので、あくまで「選んだのはあなた」というところを見せることが一つのポイントです。リスクヘッジ的な意味でも、こういう技術は必要です。

例えば「こういう風にしなさい」とコンサルタントから言われたとき、本当にその通りにやれば結果が出る可能性は高いんですが、100%正しくやれる人はやっぱりいなかったりするわけです。名刺一つでも、「こういう名刺を作るといいですよ」といって実際にその通りの名刺を作ったとしても、名刺交換するときの対応が悪かったり、服装がだらしなかったりとそういうことは起きます。でも実際に名刺交換している様子はコンサルタントには見えません。コンサルティングというのは、本当に見えない部分が多いんです。

ですから「こういうところがいいと思いますけどどう思いますか?」というふうにしておかないと、「言われた通りにしたのに成果が出なかった」ということが起きてしまいます。

横須賀輝尚のコンサルティング・スタンス

私はコンサルティングとコーチング、半々くらいです。昔の天才塾の相談会などで直接私に相談する機会があった方はご存じかもしれませんが、目的を探すために結構質問に質問返しをしています。

例えば、「DMを出そうと思うんですけど見てください」と相談されたとき、言われたまま見て添削しはじめたりするコンサルタントは多いです。ですが私の場合は「どうして出すんですか」という目的の部分を聞きます。「集客したくて」と言われたら、「でも〇〇さんは〇〇だから、別に出さなくてもいいんじゃないですか。どう思います?」というような会話をしたりします。

それから、私はコンサルタントの手柄で成功しなくていいと考えています。解決策は自分で見つけて欲しいんです。例えば相談を受けて話を聞いていると、ものの数分で解決策が出てくるときがあるわけですが、だからと言ってクライアントの話を遮って「それはですね」と始めるのは私のスタンスではないんです。

ですので、「なるほど、それだったらこういう方法があるんですけどもどうですか」「どう思いますか」と聞いて、クライアントに「いいですね、それぜひやります」と手を挙げてもらうという方法を私はとっています。

コンサルタントに向いている人、コーチに向いている人

余談ですが、個人的には、発明みたいなもの、例えばビジネスモデルを作るとか、「こういうアイデアがいけるんじゃないか」と考えたり、そういうものが好きな人はコンサルタント向きだと思います。起業家タイプですね。だから私もこちらのタイプ。

一方で、自分が中心ではなく、あくまでも自分はクライアントに伴走する人、主体はクライアントという人はコーチ向きかもしれません。コンサルタントに比べると、独立しつつも安定志向という側面が強い気がします。そこにもどかしさを感じていたら、コンサルタントとしてのモチベーションは続きにくいのかなと思います。

ただ、本当に優秀なコンサルタントは、絶対にコーチの側面を持っています。だから本当の意味でクライアントがやりたいことを手伝ってあげるためには、コンサルタントだけではなく、コーチの資質も必要だと考えています。

横須賀輝尚

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DATA:

32歳(男性)
東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務

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