横須賀輝尚ノウハウ集

コンサルタントの知識を「専門化」する方法

コンサルタントとしての突破口の開き方としては、何かひとつを掘り下げるしかありません。自分自身のキャリアや経験から、少しでも馴染みのある分野を選び、専門化していきます。できるだけ、この先も通用するような分野が望ましいですが、まずは自分の得意なところを専門化していくことがポイントです。そのために必要なのが、掘り下げた勉強の方法を知ることです。

まず、前提としてある程度の経営の全体像は知っておくべきです。入門書としては、「小さな会社★儲けのルール」あたりが最適だと思いますが、経営の全体像を知り、自分がどの部分を掘り下げていくのかを決めていきます。この際に、経営の全体像がわかっていないと、専門化した知識を得たとしても、どことどうつながっているのかがわからなくなり、適切なアドバイスにつなげることが難しくなります。ですから、まず全体像を知ることが優先です(とはいえ、最初は経営も何もわからないことが多いので、最初は「なんとなく」でも十分かと思います。いずれ、わかってきます)。

専門化する勉強方法として挙げられるひとつの方法が、局地的勉強法とでもいうべき方法です。例えば、DMを専門分野にするのであれば、Amazonなどで「DM」と検索して出てきた書籍はすべて買う。中古本が流通していない頃は、これをするととんでもない金額がかかりましたが、現在はマーケットプレイスがあり、激安価格で本が手に入ります(著者が中古本の購入を言うのも微妙なところですが)。ポイントは、数冊ではなく、できるだけ「すべて」ということです。新しい本も古い本も、よほどレビューが悪いものでない限り、購入します(レビューが悪かったとしても、読み手の問題であることも多いので、本当はレビューに関わらず購入するのが良い)。

こうして、20〜30冊の本を一気に買い、一気に読む。そうすると同じテーマなら、共通するところ、矛盾するところが出ます。もちろん発刊された時代が違えば、考え方も違うので、当時は正解だったが今は間違い、みたいなノウハウもあると思います。が、重要なのは、本質的なノウハウは必ず共通するということです。1冊だと、何が重要なのか読み解けないことがあります。これが、数冊、10数冊と読むことによって、本当に重要なことがわかってくるのです。そうすると、一定の知識が身に付きます。このようにして専門化された知識は身についていくわけです。

そのノウハウをどう活用するか、というのはまたどこかで解説しようと思いますが、まずは専門化した知識を学ぶには、こういう方法と考え方がある、ということを知ってもらえたらと思います。

(執筆:横須賀輝尚)

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DATA:

32歳(男性)
東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務

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