コンサルタント研究記事

コンサルタント養成講座を受講するのは有効か?

コンサルタントという職業は、今や一般的な職業として認識されるようになり、コンサルタントを目指す人達も過去に比べ、増えたように感じます。もともとコンサルティング業界にいたり、企業人としてコンサルタントとして活動経験のある場合はなんとなくコンサルタントとしての活動の始め方がわかると思いますが、まったく未経験の場合、コンサルタントとしてどのように始めたら良いかわからない場合も多いかと思います。そこで考えるひとつの方法が、「コンサルタント養成講座」を受講するというものです。では、このコンサルタント養成講座によって、コンサルタントとして活動できるようになるのでしょうか?

まず、コンサルタント養成講座は2種類に大別して考えるべきです。ひとつはスキルアップ系。もうひとつが営業系です。LClabの研究では、どちらかというと、スキルアップ系の講座の方が多く開催されているという認識です。マーケティング・リサーチや各種の販促手法、あるいは財務、人事に関する知識とそれに関するコンサルティング手法の解説というものが大部分を占めるでしょう。これに加えて、マインド系の話が加えられ、完成という講座を多く見かけます。もちろんこういった講座を否定するものではなく、知識の充実、スキルの向上は極めて重要です。

しかしながら、それ以上に重要なのが仕事の取り方を教わることです。せっかくの知識、スキルがあったとしても、仕事を取れないのでは本末転倒です。ですから、コンサルタント養成講座の中では、自分にとって必要な知識とスキルを学び、さらに営業の仕方まで学べる講座がベストだとLClabは考えています。商談、インターネットマーケティング、料金体系、ビジネスモデル等、コンサルタントとして稼ぐ方法を身に着けなければ、身につけた知識、スキルもそのままではやはり片手落ちなのです。

(執筆:LClab編集部)

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DATA:

32歳(男性)
東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務

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