大手企業を始め、副業を認める流れになった昨今。ネットビジネスのような手軽に始められるサイドビジネスも増えたため、副業でコンサルタント活動をする人もいるようです。現実問題として、副業でコンサルタント活動をすることは可能なのでしょうか?
時間的な制限や地域的な制限を考えたとしても、基本的には可能です。勤務時間外にコンサルティング活動をすることは、勤務先の就業規則に抵触しなければ、問題ないでしょう。しかし、実際問題として副業でのコンサルタント活動は難しい、というのがLClab編集部の見解です。理由は簡単で、「本業」ではないからです。
いわば、見せ方の問題でもあるのですが、要は人は学ぶならプロフェッショナルから学びたいと思うものです。もし、本物のコンサルタントであれば、独立自営でやれば良いものですし、それができるからこそ信頼感につながります。自分の収入は稼げないけれど、人のアドバイスはできる、というスタンスではなかなかコンサルタントとして契約を取るのは難しいでしょう。ですから、よほど高い能力があり、勤務先でも大きな結果を出している。例えば、企業の中で社内ベンチャーを立ち上げ、10億円事業をつくった等、大きな結果を出していない限り、副業でのコンサルタント活動で信頼を得るのは簡単なことではありません。
物理的には可能。しかしながら、見せ方等ソフトタッチの部分では、なかなか難しいものがあるというのが、LClab編集部の考えです。
(執筆:LClab編集部)
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DATA:
32歳(男性)東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務