コンサルタント研究記事

エリート型でないキャリアパスのコンサルタントの方が強い?

LClab編集部です。これまで、様々なコンサルタントの研究をしてきていますが、意外とエリート型でないキャリアパスの人の方が、独特でユニークな方が多いような印象です。コンサルタントは、コンサルタント会社にいたタイプの人と、まったくそうでない人と分かれますが、おおよそこんな傾向にあるような感じです。

まず、エリート型。ここではコンサルティング会社に勤務経験がある人を指すことにします。コンサルティング会社と一口にいっても、アクセンチュアや船井総研のように大きな会社もあれば、それこそ名前も知らない小さな会社もありますが、「誰かから指導を受けてコンサルタントになった人」をこの記事ではエリート型と呼びます。このエリート型の特長は、とにかく事例が豊富でコンサルティングも緻密なことが多く、レポート等の資料も多い(人によりますが)印象です。おそらく、上司がいて指導を受けるからこそ、きっちりしているのでしょう。ですから、仕事の進め方に安心感があります。

一方で、こうしたキャリアパスを踏まず、いきなりコンサルタントになったタイプの人もいます。弊社代表の横須賀輝尚もそのタイプですが、こうしたタイプのコンサルタントは、提案資料やレポートなどがなかったり、服装もスーツでなく自由な格好をしている人が多い印象です。しかしながら、何かに突出したものを持っていることが多いのも特長だと言えます。例えば、インターネットマーケティングにしても、全般詳しいというよりは、Facebook広告を知り尽くしているとか、尖ったコンサルティングをする印象です。多くの場合、指導を受けてコンサルタントになったのではなく、自分自身の経験から体得したものを武器にしていることが多いので、その極めぶりというのは時に凄まじいものがあります。

いちがいに、独自キャリアのコンサルタントが強いとは言い切れませんが、クライアント側から見ても極めていたり、無茶苦茶なキャリアから成功した人の方が魅力的に見えるのは、この業界の常なのかもしれません。

(執筆:LClab編集部)

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DATA:

32歳(男性)
東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務

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