コンサルタントのビジネスモデルに関しては、LClabでは様々な研究をしてきていますが、今回は実際に1,000万円の売上を達成するモデル例について考えてみたいと思います。
顧問報酬高額型
顧問報酬の金額を高額に設定するモデルです。コンサルタントの世界だけでなく、もっとも簡単な売上向上法のひとつが「単価を上げる」こと。これを追求して1000万円を目指すモデルです。例えば、5万円、10万円、15万円の顧問契約が可能な場合、どの程度の顧問数を持てば1,000万円が実現できるのでしょうか。
例えば、5万円の場合は、顧問数は17社は必要です。これで1020万円の売上になります。17社なので、1ヶ月に1社増やすとすれば、1年半で実現できることになります(解約がない前提で)。もう少し頑張って、10万円の顧問も取れるとしましょう。例えば、5万円の顧問が10社取れた上で、10万円の顧問も取れるとするなら、あと4社10万円の顧問が取れれば1,000万円を超えることになります。5万円の顧問10社+10万円の顧問4社で1080万円ということになります。14社で1,000万円を実現することができます。
このように、顧問型の場合は安い顧問先を増やしていくよりは、できるだけ高額の顧問を増やしていく方が、明らかに売上を伸ばすことが簡単です。もちろん、最初のうちは安い顧問先を増やす必要があることもありますが、いわゆる「食い扶持」ができたら、できるだけ高額報酬を目指した提案、スキームをつくっていくことが、高額報酬を実現する一歩であると、LClabは考えます。
(執筆:LClab編集部)
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DATA:
32歳(男性)東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務