コンサルタントは目に見える商品やサービスを持っているわけではありません。そのため、コンサルタント自身が商品になり、価値判断されることになります。そうすると、言動やアドバイスの中身だけではなく、見た目や持ち物もひとつの判断要素になりがちです。見た目というとスーツや髪型、持ち物などがありますが、今回は持ち物にフォーカスして考えてみましょう。
持ち物で注目されるのが、ペン、ノートや手帳、カバン等が代表的な注目アイテムです。一般的に、まずは何も考えずにアイテムを用意する。次に持ち物の重要性に気が付き、良いものを持とうとする。これがよくある持ち物の成長の流れです。高級なペンを購入したり、効果なビジネス・ケースを用意したりとアイテムが増えていきます。
重要なポイントは、相手にどう見られたいかです。高級なものを持っていれば、収入もあり、成果を出してくれるコンサルタントに見えることでしょう。もっとも、中身が充実していなければ、それは見掛け倒しになってしまうことになり、かえって逆効果になりますが、人は見た目で印象を決めるものです。だからといって、高級品を身に着けていなければ仕事が取れないかといえばそうでもなく、やはり実力社会ですから、実力のある人はどんな持ち物でも良いのです。ある本によれば、富裕層と言われる成功者は、高級品をほとんど身につけておらず、「そこはお金の使いどころではない」と考えることが多いそうです。
ですから、結論としては実力があることが前提で、持ち物は相手の印象を決めるもの。ですから、あなたがどう見られたいかを考え、そのコンセプトに合った持ち物を持てば十分である、ということが重要なのです。
(LClab編集部)
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DATA:
32歳(男性)東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務