ビジネスコンサルタントの仕事内容といっても、世界で統一ルールがあるわけでもなく、企業によって様々です。一般的に、大手コンサルティングファームと呼ばれる企業では、明確なビジネスコンサルティングの内容が分かれています。例えば、戦略立案コンサルティング、販促コンサルティング、ITコンサルティング、財務分析、営業コンサルティング等、名称の違いはともかくとして、各コンサルタントの役職等も、明確に区分けされている場合が多く見受けられます。
一方で、私たちフリーコンサルタントにとっては、そういったビジネスコンサルティングの仕事内容の区分けがあるわけではありません。「アドバイス」のことを「コンサルティング」と呼ぶ人もいれば、「マーケティング・リサーチ」をコンサルティングと呼ぶ人もおり、またITコンサルタントでも戦略に関わったり等、「これ」と定義できる明確な仕事内容は存在しないと言って良いでしょう。
ただ、共通して言えることは、「企業の問題解決」と「企業の目標達成」。これだけはどのビジネスコンサルティングにも共通して言えることです。何か問題があり、それをコンサルタントが解決する。あるいは達成したい目標のためにコンサルタントがサポートする。知識だけの提供もあれば、クライアント企業に入り込んで仕事を行う人もおり、本当に仕事内容は千差万別です。
コンサルタントを目指す人にとっては、自分がどのようなサービスで報酬を得るのかを考えるのが重要なポイントになります。知識の提供だけで契約するのであれば、相当の知識量が求められるでしょうし、企業に入り込むタイプであれば、持てるクライアント数にも限界があります。そういった点を考えて、自分のサービスを考えていくのがベストだと言えるでしょう。
(執筆:LClab編集部)
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DATA:
32歳(男性)東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務