コンサルタントとして依頼されるために、ひとつの指針として「知名度」というものがあります。ブランドと言い換えてもいいかもしれませんね。コンサルタントで有名なのは、名前を挙げればきりがないので控えますが、名前が通っているという人は一定数います。弊社代表の横須賀輝尚も、士業系コンサルタントとしてはそれなりの知名度があるようです。では、こうした知名度を高めていくためには、どのような手段が有効なのでしょうか。
横須賀の例を見てみると、知名度を伸ばしたタイミングは2つあり、ひとつは2003年頃のブログブームに乗って、有名ブロガーになったことがひとつ。そしてもうひとつはその潮流から商業出版をしたことにあります。ブログのアクセス数は当時資格系で日本一になり、商業出版はブログをテーマにして2万部以上売り上げるベストセラーとなりました。特に著作が出てからの知名度は一気に上がり、マスコミ取材なども増えたそうです。
ポイントは、何で有名になるか、だとLClab編集部は考えます。横須賀の場合は「ブログ」で有名になり、単にアクセス数だけではなく、ブログ活用に特化したブランディングをしたことが功を奏しました。何かに突出していることが、その人のイコール(連想)をつくり、認識をつくっていきます。ですから、何か手法や業界等に特化し、総合的コンサルタントという位置付けを脱却しないとなかなか名前は売れていかないものです。ブログに特化した横須賀には、雑誌等のメディア取材も多くあり、結果として商業出版を重ね、知名度を高めていきました。その後、ブランディングを士業コンサルタントにし、出版も資格系の出版を重ねることで、一定のポジションを得ることができたのだと思います。
つまり、知名度を高めていくためには、何かに突出し、それでブランディングする。その後、商業出版はじめ、メディアに取り上げられることで確固たるものになっていくのではないかというのが、LClab編集部の研究結果です。
(執筆:LClab編集部)
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DATA:
32歳(男性)東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務