横須賀輝尚ノウハウ集

メールマガジンの記事をストックしておきたい

メールマガジンのネタはある程度作っておいた方がいいものですが、記事のストックはあまりしない方がいいと考えています。

ストックすることで最新性もパワーも失われる

例えば、1ヶ月分のメルマガを月初に書いてしまえば楽かもしれません。しかし、そうすると最新性がなくなってしまいます。追記すればいい話ではありますが、「昨日が雪降りましたね」というような時事ネタは使えなくなります。

そして、実はまとめて書いたメルマガというのは、あまりパワーがありません。ノルマ達成という側面がどうしても出てしまうからです。「4本書けばいい」「5本書けばいい」というような姿勢になって数を書くことが目標になってしまうと、人を動かすところまではいかないんです。

「このメッセージを通じて人にどう思ってもらいたいか」「人にどう動いてもらいたいか」ということを、面倒でも一回一回考えながら最新性がある状態で書く。その方が結果につながると考えています。

メルマガに支配されるのではなく、支配する

そして、メルマガに追われているという感覚を早く脱却することが重要です。毎週火曜日にメルマガを出すから月曜までに書かなきゃ、というような状況を早く脱却して、メルマガを支配するという考えにならないと辛いです。

自分はメルマガを通じてこれだけの売り上げを作っていく。そのために、このタイミングでこういう風に書いたら商品が売れるのではないか。というように。メルマガを「自分の言うことを聞くツール」だと思っておかないと、結局締め切りに追われている感覚になってしまうと自分が支配されていることになります。それだとあまりいい文章が書けません。

ストックをためないのは確かに大変ですが、決まった配信日に配信できなかったからといって100%信頼が失われることはありません。それよりも、中身の方が今は重要です。それに、結局5本書いてストックしていても、5本目が配信される頃には違うことが言いたくなっているというのも、コンサルタントのよくある特徴です。

この辺も踏まえて、ストックはおすすめしないというのが私の結論です。

横須賀輝尚

▶人気記事:コンサルタントの模範解答51 あなたならどう答える?

コンサルタントのあなたに問題です。下記のクライアントからの相談に、あなたはどのように回答しますか?

DATA:

32歳(男性)
東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務

コンサルモデル回答事例(Q&A)013前のページ

コンサルタントの天才的思考術 The way of the Consultant Vol.007次のページ

ピックアップ記事

  1. 会計士系のコンサルタントの仕事内容
  2. コンサルタント養成講座を受講するのは有効か?
  3. コンサルタントの契約書はどのような内容を盛り込むべきか?
  4. コンサルタントの種類、必要な資格とは?
  5. ネットビジネス系のコンサルタントの実態とは?

関連記事

  1. 横須賀輝尚ノウハウ集

    メール相談を受けるときの注意点

    私は天才塾で「通信コンサルティング」という形で長らくメール相談を行って…

  2. 横須賀輝尚ノウハウ集

    コンサルタントはオフィスを持った方がいいのか

    多くのコンサルタントがオフィスを持っていません。自宅兼オフィスという方…

  3. 横須賀輝尚ノウハウ集

    コンサルタントが出すべき広告とは

    コンサルタントがどういう仕事を取るかにもよりますが、例えば毎月30万円…

  4. 横須賀輝尚ノウハウ集

    コンサルタントが注意しておきたい失言

    コンサルタントが失言してしまうことは結構あると思っています。中でも私が…

  5. 横須賀輝尚ノウハウ集

    「メールマガジンの内容をブログに貼り付けていいですか」というご相談

    「メールマガジンの内容をブログに貼り付けていいですか」というご相談がよ…

  6. 横須賀輝尚ノウハウ集

    話す力と書く力

    コンサルタントは話す力と書く力が必要です。もしスキルを伸ばすなら、この…

ログイン

特集記事

ピックアップ記事

PAGE TOP
PAGE TOP