基本的なやりとりというのは対面が一番強い方法です。高額報酬の顧問をとる、コンサルタントの仕事を取る時には、やはり直で会った方が早いです。人間ってやはり距離が近い方がいいわけです。対面に勝る商談というのはありません。
ではメールのやり取りで決まらないのかというと、決まる可能性はなくはないでしょうが、高額のものについてはメールだけでは決まりません。それなら、メールの中で「会いませんか」と直接のアポイントを求めた方がいいし、電話に持っていった方がいいでしょう。
メールで仕事の依頼が来るコンサルタントの特徴
結局は、対面にどう持って行くかということです。コンサルタントにコンサルタントの仕事を依頼する場合、メールでの問い合わせに関してはあまりありません。あるとしたら、自分のコンサルティング技術をしっかり絞り切れている場合です。
例えば紙のDMを極めているというのを打ち出しているコンサルタントであれば、これから紙のDMを本格的に出そうとしている会社が問い合わせして来ることは全然あり得ます。FAXDMを出したいという時には、FAXDMを極めたコンサルタントのところに一度相談してみようかなと思うものです。
ですから、経営コンサルタントと言って出していてもメールでの問い合わせは来ないものですが、絞りに絞りきっていればメールや電話など、ホームページから集客できるということはあり得ます。
総合コンサルタントはまず無理ですが、総合コンサルタントでも圧倒的なブランド力があったり、あるいは本を出版したりして「本を読みました。絶対についていきます」とうような方からの問い合わせの可能性はあります。
契約を成立させたいなら、とにかく会って話すこと
契約を成立させたいということであれば、どんな手段であってもまずは対面に持って行くことが大事です。これを考えていかないと、高額報酬はまず不可能だと思います。会わずに契約を決めるということはまずありません。
よほど絞り切れているか、あるいは決定的な紹介者がいるという場合にはその可能性もありますが、基本的にはまずないので、コンサルタントとしてやるなら対面に持って行くこと。ただ、教材販売などをして行くのであれば、メールアドレスをコツコツ収集して行くこともアリです。
横須賀輝尚
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DATA:
32歳(男性)東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務