「モチベーションが上がらなくて困っている」など、コンサルタントはよくモチベーションに関する相談を受けるものです。
コンサルタントは自分なりの答えを持っておくべきだ
モチベーションをどう扱うかについてはたくさんの書籍も出ていますし、気分転換や自分にご褒美をあげるといったものもあれば、自分を鼓舞するなど方法はいろいろあります。ただ、コンサルタントはモチベーションについて自分なりの結論と持論を持っておくことが重要です。
ちなみに私は「運動する」「人と会う」「美味しいものを食べる」を推奨していました。モチベーションが上がらないと悩んでいる人の多くが実は運動不足で、汗をかくまで運動するとモチベーションが戻ることが多いんです。「筋トレは最高のソリューションである」という本もありますが、体を動かすことの効能はいろんなところで立証されています。
問題の本質を探る姿勢も必要
表立っては自分なりの考えをもっておきたいところですが、モチベーションに関する悩みは個人で結構違います。ですから、一人ひとり解き明かしていかなければならないものです。例えば、「モチベーションで悩んでいる」という相談そのものが本質ではないこともあります。
全く違う話を聞いてほしかったり、潜在的な承認欲求が満たされていなかったりするとき、モチベーションの悩みは起きやすいものです。結局は、質問やコーチング的な要素を使いつつ、その人の本当のところを引き出していかなければ見えてこない部分です。
横須賀輝尚
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DATA:
32歳(男性)東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務