コンサルタントがどういう仕事を取るかにもよりますが、例えば毎月30万円くらいの顧問契約など、高難度業務系の顧問報酬が高いものを提案して取っていく時には、広告を出さなくても、人に会って提案していくことで契約を取れていきます。
士業の場合は、業務獲得のための広告を出し、実際に商談になった時に、弊社でいうところのTRANSWITCH™などの商談のやり方を使って、高額報酬に変えていくという流れになります。
広告を出すことが向いているコンサルタントと、出すべき広告の種類
例えばここでいうフリーコンサルタントのように、セミナーや勉強会、教材販売など、何か企画して作るタイプのコンサルタントに関しては、広告を出すことで飛躍的に売り上げを上げることが可能になってきます。
ではどんな広告を出せばいいかというと、これは一択。他の選択肢はないと言っても過言ではありません。それは『顧客リストを取るための広告』です。
例えば自分のホームページの広告を出したところで、そこで急にコンサルティングの依頼が来るかというとそうでもありません。教材の直販であっても、モノによっては1,000円、2,000円台のものは即決できますので、書籍の販売のようなものであれば可能です。
オプトインを活用してリストを取る
しかし、それよりも目指したいのが『オプトイン』。メールアドレスと名前を取る広告がベストです。オプトインをする時に、メールマガジンを出して集客していくのがコンサルタントのオーソドックスなやり方ですが、ただメールマガジンを出すだけでは登録してくれる人はそこまで多くありません。
自分自身がブランディングできている場合はこういったことも不可能ではありませんが、おおよその場合はかなり難しいでしょう。ですので、最近では『○万円分の動画を無料で差し上げます』というような動画の提供が多くなっています。
2017年になって、動画を提供するというやり方は普通になってきました。そのため、「数時間の動画をプレゼントします」と言っても、それだけで登録しておこうというふうにはならないのが現状です。ですから、そこは工夫をする必要があります。
例えば、プレゼントする動画の量を増やすというやり方も悪くありませんが、これはすでに色々な人がやっています。コンサルタントとしていい方法としては、LPでコピーライティングをしっかり書いて、無料コンテンツが溢れる世の中でも「それでも欲しい」と思われるものを作ること。
単に動画をや無料レポートをプレゼントします、というのではもはや弱いので、中途半端なオファー商品では足りません。この部分の工夫が必要になってきます。
横須賀輝尚
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DATA:
32歳(男性)東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務