横須賀輝尚です。
今回は、メールマガジンそのものに関しての考察です。
メルマガについては「今さら」感が否めないですが、要はみんなメルマガについて大いなる誤解をしているということを言いたいのです。そもそもメルマガというものをどう理解し、どう活用すればよいかという話なのですが、文章の最後には例によって私のメルマガ購読のご案内もついています(苦笑)。
だから、そういうオプトイン的な発想は好きではないという方は読まなくても良いと思います。「今さら」の話でもありますし。ただ、メルマガの話題と聞いて「今さら」と思った人には役に立つ内容だと思います。
では、考察を始めましょう。
メルマガは、何度「死んだ」と言われたのだろうか
一応、歴史的な考察から。簡単に。
メルマガブームは2002年頃に起きました。「まぐまぐ!」「メルマ」などのメルマガ発行スタンドが浸透し、誰でも手軽にメルマガが出せるということで、大流行したわけです。
この頃は、メールアドレス自体を持っていない人も多かった。特に士業の世界はIT化(これももはや死語ですが)が遅れていて、2003年頃はホームページを持っているだけで同業者から評価されたものです。
当時は、「メルマガを読んでいる」ということが、ある種ステータスでした。2008年頃なら、「Twitterで情報収集している」。2010年頃なら「Facebookから情報を得ている」。2017年なら「InstagramやLINEで情報を集めている」みたいな感じでしょうか。要は、メルマガを読んでいることは、ひとつの格好良いライフスタイルだったのです。
それが、徐々に変わっていきます。
なぜ、メルマガという媒体は、廃れてしまったのか
メルマガが表面的に廃れたと言われるには、いくつか理由があります。「表面的」というのは、私個人としては廃れるどころか、今もメルマガを超えるものはないと考えているので「表面的」という表現をしていますが、要は世の中的には、廃れたと言われてしまっています。
その理由の最大のものは、インターネット・マーケティングに関して、次々と新しいものが出るからというものだと私は考えています。メルマガの最大のブームは、ブログの台頭でその流行りに陰りが出て。ブログはmixiに。mixiはFacebookに、FacebookはLINEにInstagramに…ととにかく新しいものが出れば、陰ってしまうように見えるのです。
結局、本当に消えてしまったのはセカンドライフくらいで(苦笑)、他のものも全盛期の勢いはなくなったとしても、まだまだしぶとく生きているわけです。だから、案外死んでいないわけですが、「終わった」とか書く方がセンセーショナルなので、そういう風に書く人が多いわけです。
これは「空気」とか「雰囲気」的な話ですね。
次はメルマガそのものに起因する理由です。
心無い販売者が、メルマガをスパムに変えてしまった
スパムとか迷惑メールとか、一般的になりましたね。最初から詐欺的なメールで搾り取ってやろうなんてする人は論外ですが、メルマガでとにかく「売る」ということしかしないコンサルタントや情報起業家が増えたせいで、メルマガが「邪魔くさいもの」になってしまったのも事実です。
ですから、2003年頃は、「どんなメルマガを読もうかな」という考えを持つ人も多かったのですが、現在は「できるだけ不要なメルマガは解除したい」と考える人の方が多く占めるようになりました。
中身のないメルマガ。
売り込みだけのメルマガ。
そりゃ、そんなものを受信するだけ時間の無駄。通信料の無駄。
そういうわけです。
だから、有名なコンサルタントのメルマガを登録したところで、「どうせ売り込みがくる」「本人が書いているわけない」「マンネリ化した内容ばかりだろう」という考えが無意識に湧き上がってしまっていて、登録する行為を止めてしまう。
本来、例えば石原明氏や藤井孝一氏のメルマガなんて、お金払ってだって読んでいいものなわけですよ。そのくらいのコンテンツを提供しているコンサルタントは意外と多い。しかし、やはり「無料」というのも相まって、「たかが」「どうせ」と登録ボタンまで手が届かないのではないかと思うわけです。
「無料」と「メルマガ」
結局、無料ということで、どうせ大した情報はないだろう。売り込みが多いのだろうと思ってしまうわけです。そして、メルマガなので、どうせ大した内容はないだろうとも思ってしまう、そういうことになります。
しかし、書いている方としては、適当なものは出せないわけです。本来は。ブログとか違って、送ってしまったら修正はできないし、削除もできない。だから、より一層気を使って書かなければならないわけです。
書籍もあって、ブランドもある人ならなおさら。下手なものは出せないんですよ。だから、無料とはいえクオリティが意外と高い(もちろん、残念ながら自分勝手な内容ばかりで、ひどいメルマガを連発している人もいますけど)。そういった媒体に関しての誤解があるのです。
本来、媒体の違いはあまり関係ない
本来、媒体は何でも良いのです。Facebookのフィードだろうが、LINE@での配信だろうが、何でも良いのです。
重要なのは、何が書いてあるのか。
どれだけのコンテンツが書いてあるのか。
こちらの方が圧倒的に重要です。
逆に言えば、あなたがどうしても読みたい内容のものが配信されていたら、メルマガだろうが、LINE@だろうが、ブログだろうが何でも読むはずです。
だから、メルマガ自体が廃れてしまったというのは、本当はとんでもない嘘で、読者がついてくるほどの内容が書けなくなってしまった、というのが現実なわけです。
なぜ「メールマガジン」なのか
私はもう10年以上、メルマガを書いています。累計で2000本以上は書いたと思いますが、未だにメルマガです。メルマガで自分自身の真剣な考えや真面目なビジネス戦略、マーケティング、戦略等々を書いてきました。その表現は、やはりメルマガしかないのです。
他の媒体をつかって情報発信することもありますが、やはりメルマガにこだわります。理由はいくつかあるのですが、まずほかのツールは表現できる文字数が少ない、あるいは一度に表示される情報量が少ないという点です。もしくは、長文を読むのに適していない媒体でもある、ともいえます。
LINE@も長文を読むのはつらいです。Facebookのフィードも同じ。だから、読むのに疲れる環境であるともいえるし、媒体もそんな長文を求めていると思えません。
さらに、メルマガ以外のツールは、ビジネス的でないシーンでも使います。Facebook、LINE、Instagram…遊びで使う人も多いでしょう。例えば、とんでもないたとえですが、ディズニーランドでコンサルタントがセミナーをすれば、どんなに内容が良くても、聞き入ることはないでしょう。だって遊びたいですから。真剣な話は、真剣な場でこそ、聞いてもらえる当たり前のことですが、メルマガ以外ではそれができないのです。
メールは基本的にはビジネスシーンのみで使用されます。特に基本的なコミュニケーションがLINE等のSNSで行われるようになった現代だからこそ、よりメールはビジネスシーンに集中する。こうした「場」で考えても、やはりメルマガなのです。
加えていえば、ブログやSNSは、こちらの媒体に来てもらう必要がありますが、メルマガであればこちらから伝えることができる。「広げる」ということに関していえば、SNSの方が良いのかもしれませんが、「伝える」ということに関しては、やはりメルマガが優れていると思うのです。
横須賀輝尚公式メールマガジンの内容は?
さて、そういうわけでメルマガという文章にこだわっている私のメルマガ。内容は主にこんな感じです。
・士業がコンサルタントとして成功するための考え方、方向性考察
・同じく、士業・コンサルタントが高単価の業務を取るための方法
・低単価の仕事を高単価に変える方法「TRANSWITCH™」の解説、事例
・上級マーケティングの実践例や最新のネット広告の注目例等
・ビジネスのメンタル不全、モチベーション低下を防ぐ方法
・各種会員様の成功事例解説
・高難度業務の選択や取り扱い方法について
・高額報酬を得やすい業務についての事例、考察
・私の業界予測、今後の士業・コンサルタントの未来予測
…と、わかりやすく言えば、士業・コンサルタントとして高額報酬を実現することを追及したメルマガになります。
ですから、士業・コンサルタントに関心のない人にとっては、かなり偏ったメルマガになると思いますので、そういう人は読まなくても良いと思います。まあ、読んでも役に立つ内容は書いてあると思いますが。
メルマガの体裁は、凝っていません。ざっと推敲をし、ほぼ文章そのままだけの内容で送ります。遠慮とか、そういうのは考えていないです。真面目な士業・コンサルタントが高額報酬を得るためだけの内容です。
ですから、批判したい人もいるでしょうし、業界のハレモノ的な話題にも触れます。内容によっては、耳が痛い人もいるでしょうし、怒る人もいると思います。それだけ真剣に書いていると思ってください。
たかがメルマガですが、「一般論として論じられているメルマガ」とは違う、ということにもうあなたであれば、気づいているはずです。
だから、売り込みもあります
私のメルマガは、私の媒体です。公共の媒体ではありません。だから基本的には読みたくない人は読まなくて良いと思いますし、内容は偏っています。公共性はありません。そして、私の媒体なので、私からの教材販売の案内や、セミナーの案内なども含みます。
もちろん、ご案内する教材や講座には、絶対の自信があります。ほとんどの場合に返金保証を付けていますが、返金保証を使われた人は、全体の1%未満です。10年以上、メルマガで様々なご案内をしていますが、結果としては上記のとおり。ですから、変なものを売るつもりはありませんし、そういった売り込みの類が苦手な人は、読まないほうが良いです。さらに、メルマガ登録に「◯万円相当のセミナープレゼント!」とかもありません。
私のメルマガは、私の媒体です。そして、私がもっとも大事にしている媒体です。ですから、先行案内は必ずこのメルマガになりますし、そしてメルマガ内でしかお知らせしない情報もあります。
こういったことを踏まえた上で、お読みいただければと思います。
たかが数キロバイトのデータが、人生を変える
考察の本題です。たかだが数キロバイトのメールが、人生を変えることなんてあるのかという命題ですが、それは本当にあります。
これまで10年以上、メルマガをきっかけに様々な人にお会いしました。士業開業前の人もいれば、すでに開業した人。経営コンサルタントや組織コンサルタントを営む人。そんな人たちとメルマガを通じてお会いすることが増えました。
結論を言えば、私のメルマガをきっかけに大成功した人は山ほどいます。不遜な言い方になりますが、「たかが」で大成功した人はいるのです。読んでマインド的な感化を受け、人生が変わった人。具体的な手法を知ることで、売上を伸ばした人。こうした事例は、枚挙に暇がありません。
そうした事例は、あえてここで書かなくとも、弊社が運営する各種のサービスサイトのクライアントインタビューを見ていただければ、わかるはずです。あとはあなたが「たかが」と思わなければ、あなたもより大成功する可能性を秘めています。
メールマガジンのバックナンバーを公開しない理由
ところで、私のメルマガのバックナンバーは非公開です。過去のメルマガをブログか何かに貼り付ければ、SEO対策的にも良いのでしょうが、私はバックナンバーを非公開設定にしています。
理由は、最新の研ぎ澄ました情報を発信しているため、過去のものを見ても現実の価値観や時代感と合わないことが多く、かえって読者の皆様に迷惑をかけてしまう可能性があるからです。もちろん、過去のものも読んで役には立つとは思いますが、解説を加えなければならないため、現在は非公開としています。
あとは、最新のメソッドや情報、ノウハウをその場に閉じ込め、凝縮して送るわけで、書籍のように文章が整っているわけではないというのもひとつの理由です。まあ、このあたりは一応書き手としての小さなプライドだと思ってもらえればと思います(苦笑)。
ですから、一度配信されたメルマガは、受信できなかったら読むことは不可能です。販売もしておりませんので、ご注意ください。
1回1回が真剣勝負。だから、いつでも解除できます
メルマガの解除はいつでもできます。迷惑メール防止法がありますからね。一度登録したら未来永劫受信しなければならない、なんてことはありません。必ずメルマガのフッターに、解除URLがありますので、不要と思ったら即解除してください。
あなたの貴重な時間です。どうか無駄にされないよう、お気をつけください。
いつでも、読者登録が可能なわけではありません
最後に。一応、この横須賀輝尚公式サイトにはメルマガ登録欄がありますが、常に登録可能な状態ではありません。今、登録フォームが表示されていれば、登録可能ですが、非表示の場合には登録はできない状態となります(非表示状態のときのお問い合わせはお控えください)。
なぜ、常時登録できるようにしておかないかといえば、メルマガから発信する情報が、あまり広まらない方が良いとか、あまり配信先を広げすぎると、誤解を招く恐れがあるとか、そういうときです。ですから、いつからいつまで登録ができて、登録ができないかは、事前にお伝えすることができません。サイトをご確認いただき、登録できるときに登録しておいてください、とだけお伝えしておきます。
メルマガ「ConsultantMBA」にようこそ
では、結果としてだいぶ長い説明になってしまいましたが、これが私のメルマガの内容であり、メルマガについての考察です。言い忘れてましたが、メルマガなので購読料は無料です。メルマガを読むだけなら、費用は一切かかりません。
ほかの人のメルマガはわかりませんが、私のメルマガはそういうメルマガです。媒体の流行なんてどうでも良いのです。ただ、真剣に文章を読んでもらえる媒体として、メルマガという媒体を選び、毎回真剣に書いているというだけです。
基本は木曜日の配信なのですが、状況によってランダム配信になります。1日に何通も送ることはまずありませんが、連日になってしまう時期もあります。
それでもよければ、ご一緒下さい。もはやメルマガのタイトルなんてどうても良いと思うのですが、一応私のメルマガは「ConsultantMBA」というタイトルを付けています。士業の矜持を持った人が、士業として、高難度業務取り扱い実務家として、そしてフリーコンサルタントとして成功するための経営学、ということです(まあ、「学」というほど品位があるわけではありませんが・苦笑)。
「革命は小事にあらざるも、小事より発生する。」
これはアリストテレスの言葉ですが、要は「革命は小さなきっかけから発生する」ということです。
毎回送るデータ送信量は、たかが数キロバイトです。そんな小さなきっかけが、あなたのビジネスに革命を起こせるよう、私は日々執筆しています。例によって長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このメルマガ登録が、あなたの革命を起こす小さなきっかけになれば幸いです。
横須賀輝尚
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・この記事は、yokosukateruhisa.comに掲載れた記事の転載になります。
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DATA:
32歳(男性)東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務