今回は、メールマガジンについてです。コンサルタントとして最も適したなマーケティングというのは、今でもメールマガジンだと思っています。
メールマガジンと他のツールとの違い
メールマガジンが他のブログやSNSなどと違うのは、こちらの都合で直接読者に届けられるということです。セミナーの告知や、教材販売をしたいというようなときには、メールマガジンがベストだと考えています。
メールマガジンを送る頻度について
よくこれで問題になるのが、メールマガジンを送る頻度です。「どのくらいの周期で送ったらいいですか」という質問がくることがありますが、この質問は少し的外れだったりします。一応は、週に1回の頻度で送るというセオリーがあります。しかしそれはあくまでセオリーであって、正解ではありません。
例えば、とても尊敬する人のメールマガジンに自分が登録したとします。そのとき、その人のメルマガが不定期だからといって嫌になるかというと、そうはならないはずです。
メールマガジンは週に1回送るというのは確かにセオリーですが、とても尊敬している人からの場合は、月に1回でも、「あ、月に1回もきた」という嬉しさの方が強いはずです。
もう少し身近な例を出せば、例えばアイドルやタレントがファンクラブ通信などを出すとき。頻度が高くても嬉しいですが、それが2ヶ月に1回だったとしても嬉しいはずです。
メールマガジンの頻度を決めるときに重要なこと
ポイントは、自分と読者の関係性で適切な配信頻度が変わってくるということです。自分が相当ブランディングされている存在なのであれば、メールマガジンは、不定期であっても、いつでも好きなときに出せばいい。「読者に合わせない」というのがひとつの考え方です。
だったら沢山送ればそれだけ価値がなくなるかというと、そういうことでもありません。確かに、数が少なければそれだけメールマガジン1本の希少性は上がります。しかし、例えば3ヶ月に1回だけだったりすると、毎回売り込みになってしまいます。
それでも買ってくれるひとがいるくらいの権威が自分にあればそれでも問題はありません。しかしそうではない場合には、ある程度の頻度で送っておいたほうがいいでしょう。毎回売り込みというのは嫌われてしまいますので。
セオリーはありますが、頻度も「その人」と「メールマガジンを送る目的」によって変わってきます。例えば、コンサルタントの売りが何なのかによっても変わります。どちらかというと、人柄重視の人は配信回数が多い方がいいです。
コンテンツ重視の人は、不定期でもいいので、自分のペースで出すのがいいのかな、というのがひとつの考え方です。「メールマガジン」や「facebook広告」というような言葉に持っていかれすぎずに、自分と相手の関係性でどう考えていくかがポイントです。
横須賀輝尚
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DATA:
32歳(男性)東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務