「ブログを書かなければいけない」ととらわれている人が多いものですが、そうではなく、「何のために書くのか」がポイントです。
ブログを書くことでどう見られているかを知る
毎日記事を書き溜めていけば当然SEOにはなります。しかしその結果どう見られているのか、ここを考えてほしいのです。例えば、毎日書いている人というのは、毎日書く時間がある人です。そしてそれによって、「この人は暇な人だ」と思われている可能性があるということです。
そこで、自分が憧れる人、尊敬できるコンサルタントは、どのようなブログをどれくらいの頻度で書いているのかを考えることがポイントです。
また、コンサルタントとしてブランディングしたいのならば、もはや無料のブログサービスを使う必要はありません。独自の媒体を使って、「独自にやっている」というポジションを取っていくことが大事です。そのために一番いいのは、自分のサイトで、ワードプレスなどの投稿機能を使って自分で書いていくこと。
更新頻度を上げるより、自分の価値を上げる
10年以上前、ブログブームが始まった頃には、ブログは「とにかく毎日書く」ことがスタンダードでした。毎日書く人が素晴らしく、毎日書いてない人からは読者が離れていくというような。
しかし今は、自分をしっかりブランディングして、「ブログが更新されてないけど毎日訪問しまう」という方向に持っていくのがベストだと思います。個人的には、ブログの更新は月に数回くらいの頻度がいいと考えていますが、これも目的と本人次第です。
また、テクニカルなマーケティングや組織論についてのことを書いてもいいですが、本質的な考え方とか、その人の人となりがわかるようなことを書いていくほうが、最終的にはコンサルタントを選ぶときの判断基準になると思います。
アクセスは多ければ多いほどいいのは確かですが、「大量にアクセスを集めなければならない」という発想が、もう今っぽくないですね。
横須賀輝尚
▶人気記事:コンサルタントの模範解答51 あなたならどう答える?
DATA:
32歳(男性)東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務