セミナー講師を呼ぶ一番簡単な方法は、報酬を支払うこと。講師料を支払えば、おおよその場合はやってもらえます。ですが、なるべく費用を抑え呼びたいのであれば、仲良くなることが大事です。
全く接点がない人を講師に呼ぶとき
全く接点がないセミナー講師を呼びたいと思ったら、順番としては本が出て入れば本を買う、教材が出ていればそれを買う、しっかり見る、読む、次にリアルにセミナーに参加する。
一番前に座らなくてもいいですが、参加して名刺交換をして、本や教材、セミナーの感想を述べるというのがセオリーです。
「うちもセミナーを開催しているんですが、講師をお願いすることってできますか?」というようなことは、初めてのコンタクトの時に言ってもいいです。まずはジャブを打つということ。
別に飲みに行ったり食事に行ったりしなくてもいいですが、あまり接点がない人をセミナー講師に呼びたい場合はこういうやり方がいいです。
大義名分がある方が講師を呼びやすい
自分たちがやっていることに、いわゆる大義名分があるような場合には、講師は引き受けてもらいやすいものです。例えば、「士業として一生懸命やっているので、先生の力を貸していただけませんか」というような場合。一度お願いしてしまえば、「またお願いします」と言えますし。
実際にあった一例
あるコンサルタントの方とは、お互い名前は知っていましたが接点はない状態でした。そこで、教材を買ってメールを送りました。「初めまして、いきなりのメッセージすみません」という挨拶をして、それから自分の本を送りました。
そしたら先方からメッセージが返ってきて、「横須賀さんのことを知っていました。私も本を送らせていただきます」と。そこで「改めてご挨拶に伺いたいんですがお時間いただけますか」という流れで会って、講師をお願いしたことがあります。
重要なのは、お互いにプラスになる提案をするということです。
遠方から会いに行くと効果が高い
また、自分の拠点が東京の場合、講師として呼びたい人の拠点が東京じゃない方が有利なんです。例えば名古屋や大阪とか、東京以外の人なら、思い切って会いに行く。
例えば先方が名古屋の方なら、「待ち合わせは名古屋で大丈夫です」といって具体的なアポを取る。そうすると、実際に会った時に大体「今日は名古屋でお仕事があったんですか?」と聞かれますので、そこで「いや、このためだけに来ました」と答える。これは結構相手に与えるインパクトも強く、効果が高い方法です。
横須賀輝尚
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DATA:
32歳(男性)東京都出身/現在の仕事はウェブデザイナー/
22歳から26歳までビジネス什器の営業を担当/
26歳から31歳までIT系企業でウェブ制作を担当/
32歳で独立開業
メイン商材:ウェブ制作、バナー等デザイン業務